ウルトラファインバブルは効果ない?シャワー・洗濯機・飲料それぞれの効果を解説
ウルトラファインバブルの効果って何だろう?
ウルトラファインバブルってどんな効果があるの?
シャワー以外もウルトラファインバブルの活用方法と効果を知りたい
ウルトラファインバブルというとシャワーヘッドのCMで見たことあるという方が多いかもしれませんね。
このウルトラファインバブル、目には見えない泡で0.0001mm以下の気泡のことを言います。
炭酸飲料などの泡は目に見えるのでわかりやすいですよね。
また、泡は水中には溶け込まず、水面まであがって弾けてしまいます。
一方で、ウルトラファインバブルは水の中に溶け込み長期間水の中にとどまるため、一見見た目にはわからなくなります。ウルトラファインバブルはナノバブルとも呼ばれ、どちらも直径1μm(0.001mm)未満の泡のことを言います。
このウルトラファインバブル、さまざまな性質をもつことから農業や医療、飲用水など幅広い分野で使われています。
ウルトラファインバブルの効果がどのようなものなのか、有名なシャワーヘッドやウルトラファインバブルの力を使った洗濯機、飲料水などで解説していきます。
「ナノバブルLabo」には、浄水器など水関連商材を販売しているメーカーに勤務しているメンバーが在籍しています。創業より30年以上水関連事業に携わり、お水のスペシャリストとしてメンバーそれぞれが、日々お水関連の情報収集を趣味や仕事とし、最新の情報をナノバブルLabo内で共有しています。
本記事ではそんなお水のスペシャリストが、収集した情報を分かりやすく皆様にご紹介しています。
それでは、参りましょう!
目次
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ウルトラファインバブルの3つの効果
はじめに、ウルトラファインバブルは洗浄以外にどのような効果があるのか、3つの視点から解説していきます。
保温力
ウルトラファインバブルは目には見えない微細な気泡のため、皮膚や毛穴から浸透しやすくなっています。
そのためウルトラファインバブルが出るシャワーヘッドを浴槽の中に入れてお湯をため、その湯船に浸かるだけで体温の上昇やそれに伴う血流の改善、保湿効果が認められています。
粒子が細かいため、洗顔後もうるおいが長持ちし、入浴の際も毛穴から入り込んだ泡によって体が芯からあたたまり、湯冷めがしにくくなります。
洗浄力
ウルトラファインバブルというと、シャワーヘッドのCMでメイクがスルッと取れる様子を見たことがある人が多いかもしれません。
微細な泡が活躍するのは肌の上だけではありません。
浴室や洗面所、台所などの排水口や排水管に吸着した汚れをも、この微細な泡は浮かせて落とすことができるのです。
整腸効果
洗浄や保湿・保温効果に加え、ウルトラファインバブルを飲むことによって、腸内環境を整える効果があると大学や研究機関によって発表されています。
女性は特に便秘がちになりやすかったりするため、腸内環境を整えるのも一苦労という場合もありますが、ウルトラファインバブル水を飲むことで腸内環境が整い便秘の解消につながるかもしれません。
シャワーヘッドでウルトラファインバブルを浴びる効果
ウルトラファインバブルのシャワーヘッドといえば、シャワーの水を当てているだけでメイクなどがスルッととれていくCMで見たことがあるという方が多いのではないでしょうか?
実際にメイクを落とす以外に、どのような効果があるのかを解説します。
毛穴汚れがきれいになる
ウルトラファインバブルは毛穴よりも細かく目に見えない粒子の泡なので、毛穴の奥まで入り込み、汚れに吸着することで徹底的に汚れを落としてくれます。
また、ウルトラファインバブルが出るシャワーヘッドに変えるだけで、入浴時間を延ばすことなく汚れを数倍落とせるようになるため、忙しくてゆっくりバスタイムを楽しむ時間がない人に役立ちます。
においの元から取り去る
汗をかきやすい季節になるとニオイが気になりますよね。ニオイの主な原因は毛穴に残った皮脂汚れです。
肌が弱い場合、肌荒れの心配から洗浄力の強いシャンプーなどを使うのにためらってしまいがちで、対策が難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ウルトラファインバブルは毛穴の奥まで入り込む微粒子のため、継続して洗浄することで毛穴に詰まった皮脂汚れを取り去ることができます。
そのため、洗浄力の強いシャンプーを使うことなく根本からニオイの原因を解決することができます。
入浴による温浴効果
毛穴の奥深くに浸透する泡によって、においの元を取り去り毛穴がきれいになる効果があるのですが、温浴効果が得られる「ウルトラファインバブル入浴」という活用方法もあります。
ウルトラファインバブルが出るシャワーヘッドを浴槽内に入れることで浴槽をウルトラファインバブル水に浸かることで、微細な泡が毛穴から肌の奥まで浸透し、湯冷めのしにくい状況になります。
ウルトラファインバブルを活用した洗濯機で洗う効果
ウルトラファインバブルを活用した洗濯機というものも発売されています。
ウルトラファインバブルは1マイクロにも満たない泡で繊維の隙間よりも小さいため、浮力の影響を受けにくく水中に長時間止まるという特徴があります。
ウルトラファインバブル対応洗濯機では、濃縮洗剤を入れるケースの背面にウルトラファインバブルの発生装置を設置することで、ウルトラファインバブルと洗剤が混ざり合い「ウルトラファインバブル洗剤液」が作り出されています。
微細な泡と洗浄液が繊維の奥まで入り込むため、洗浄効果が高くなり通常洗濯だけでは落ちにくい汚れを落とすことができます。
また、通常の洗濯は水道水で行うことが多く、冬になると水温が下がるため汚れが落ちにくくなってしまいますが、ウルトラファインバブル洗浄は水道水で洗うよりも洗浄効果が高くなるため、約5℃の冬場の冷たい水でも洗浄効果が落ちにくいという利点もあります。
では、具体的にどんな汚れに効果があるのか具体的に解説していきます。
皮脂・汗による汚れに効く
きちんと洗っているつもりでも、襟元や脇の黄ばみ汚れがなかなか落ちないという方も多いのではないでしょうか。
この黄ばみ汚れの原因は洗い残しによる、繊維に残った皮脂の酸化によるものです。
ウルトラファインバブル洗浄液なら繊維の奥まで入り込むため、汚れを徹底的に落とし、黄ばみ汚れの漂白知らずになれるため、お洗濯の手間が省けますね。
ガンコなケチャップ、コーヒーなどの汚れに効く
ラーメンの汁、ケチャップ・ソース・醤油、コーヒーなどの色素が濃い汚れ。落とすのにも洗剤を歯ブラシで叩いてから漂白剤につけるなど、一苦労です。
そんなガンコな汚れにもウルトラファインバブルが繊維の奥まで入り込み、「大流量シャワー」によってウルトラファインバブルの洗浄液が衣類全体に浸透し、強力な水流で浮いた汚れをはがしとるため、歯ブラシで叩いて汚れを落とすといったことが必要なくなります。
ウルトラファインバブルを飲む効果
ウルトラファインバブルというと先述したとおり、シャワーヘッドで馴染みのある方が多いかもしれませんが、酸素が多く含まれていることから医療や農業の現場でも使われており、飲用水として体内に取り入れることで得られる効果にも注目が集まっています。
では「飲む」ことでどのような効果を得られるのか、具体的に解説していきます。
腸内環境を整える
ウルトラファインバブルを飲むことによって、腸内のビフィズス菌が増加し、一方で悪玉菌が減少した、という効果が神奈川工科大学や腸内細菌研究機関による共同研究の結果得られています。
また、ウルトラファインバブル水の中に黄色ブドウ球菌や大腸菌を入れ、24時間培養した研究では黄色ブドウ球菌が99.6%、大腸菌が99.8%減少するなど、除菌効果があることもわかりました。
腸内環境を整えることで免疫力が上がることにもつながると言われており、腸内を良い状態にしておくためにウルトラファインバブル水を飲み続けると効果がありそうですね。
美容効果
ウルトラファインバブルは洗浄力と保湿力が高いため、アトピーや皮膚炎などに効果的と言われています。
また、ウルトラファインバブルは溶けることなく長時間水中にとどまるため、飲用することで体の隅々までダイレクトに酸素を取り込むことができるようになり、疲労を回復しやすくなる可能性が高まります。
酸素を体内に取り入れることで得られる効果は疲労回復のほか、細胞の活性化とされているため、アンチエイジングにも効果が期待できます。
ウルトラファインバブルの水を肌に塗布することで、シミのもととなるメラニンを生成する酵素を抑制する効果も確認されました。
↓ ウルトラファインバブルの美容効果が気になる方は、こちらもご覧ください。 ↓
まとめ
この記事では、ウルトラファインバブル水がシャワーで浴びるのみではなく、洗濯や飲用などさまざまなシーンで活用されていることを解説しました。
お風呂で入浴剤を入れて得られる効果は香りで癒されるというのもありますが、炭酸の泡がシュワシュワ出て温浴効果が高まるという作用もあります。
ウルトラファインバブルが出るシャワーを浴槽に入れてお湯を溜めると、毎日入浴剤を入れずともこの温浴効果を得た入浴をすることが可能になります。
また、飲用することでも腸内環境を整え、それによって免疫力を高める効果があるため、ウルトラファインバブルは内からも外から体を美しくしてくれます。
ぜひ生活のなかに取り入れてみてくださいね。
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